今回は販売・営業でも通ずる「感動価値の作り方」について考えます。
始めて聞く方は「感動価値」とは?となると思います。ビジサカ流の「感動価値」をお伝えします。この「感動価値」を付ける事で、購買率やリピート率は格段に上がります。サッカーを交えて説明しますので、是非!注目してみてください。
感動価値とは
感動を価値にする
昨今のインターネットの普及も含め、価格競争で「足で稼ぐ」という考えは少なくなりました。「歩かないでも稼ぐ」ことができる時代だからこそ、接客・営業活動において「心でつなぐ」ことが必要になってきているのです。その「心のつなぎ方」を見出すことが肝になってきます。
限りある商品を売るために
商品というのは限られています。そして、商品を作った人が販売する事よりも商品を作っていない人が販売する事の方が圧倒的に多いです。
その中で商品以外の「違い」を出して販売していかなければ「売れない・リピートに繋がらない」となります。金額で「違い」をみせるやり方もありますがそれは「利益」を削りますのでマイナス効果もあります。
最適価格で最高評価を得るための考えを持つことをおススメします。
心の満足でファンを作る
サッカーでもそうですが、ファンを作れば応援してくれます。応援は紹介や今後のヒントを頂けるので、戦略を練る上でいい効果が期待できます。私の思うファンの作り方は下記に記しました。
最適価格+感動価値=心の満足
心の満足こそがファン・リピーターを生みます。
価格面はなかなか差別しづらいですが「感動価値」に関しては、差別化を図れると思います。そこで「心の満足」を提供できるようにしていきましょう。
サッカー観戦から見る感動
それでは、サッカー観戦から見ていきましょう。2回目にサッカー観戦をした時の事を思い出してください。あなたは何がきっかけで2回目の観戦しましたか?最初の観戦した時の事を思い出してください。
・ゴール
・選手
・サポーター(応援)
・勝利
・チケット代
ざっくり並べてみました。スタジアムの雰囲気やチームカラー、選手の頑張りや勝利に感動したと言う意見はよく聞きます。しかし、チケット代に感動している方は聞いたことがありません。たまに無料招待券もありますが、無料招待券に感動して招待券狙いで観戦に行く方はいませんよね。
リピートする理由は様々ですが、記憶がある方が多いのではないでしょうか。
記憶に残る観戦
それでは記憶に残る試合はどのような試合があるでしょうか。おそらく、ただ勝利しただけではありません。優勝した・好きな選手が大活躍した・スタジアムの雰囲気が良かった等、良い面もあれば、降格した・ぼろ負けしたなどの悪い面も記憶として残ると思います。
このように、「記憶に残る」事があるとリピート率は格段に上がります。サポーター同士の飲み会なんかでは記憶に残る過去の試合の話はしますよね。
良い意味で言うと、感動→記憶→リピートに繋がっていくのです。
感動を生み出すには
それでは、話を戻します。感動を生み出すには下記のような考えを持っていると良いと思います。
期待値以上…満足
期待値通り…普通
期待値以下…不満
接客・営業について、期待値以上をした方が良いのは誰でもわかると思います。しかしそれは満足にしかなりません。満足では記憶に残らないことが多いです。要はサッカー観戦でいうと「ただの勝利」です。ここを超える事が出来たときに「記憶」が残りやすくなるのです。
期待値以上とは
それでは期待値以上の上には何があるのかをビジサカ流の言葉で説明します。
期待を超える新鮮な驚き…感動
期待値以上…満足
期待値通り…普通
期待値以下…不満
このように、「期待を超える新鮮な驚き」があることによって満足から感動に代わっていくのだと思います。
感動価値の作り方
新鮮な驚きを商品や価格以外で行う事を考えましょう。サッカーであれば「試合」が商品で「チケット代」が価格です。それ以外にもたくさんの感動要素があるはずです。実際にリピーターは何万人もいるわけです。
サッカー観戦の感動理由から紐解き、お客様は何を求め、何をすれば新鮮な驚きを提供できるかを分析する必要があります。考え方は人それぞれです。人に合った感動を探してみましょう。
営業・販売するときには、「サッカーを通して」ではないので「商品・サービス・企業価値」を通して感動してもらう事を念頭にしてください。そしてその感動価値は「その人」にしかできない新たなる「価値」になり、商品・サービス以外での「差別化」ができるのです。
この差別化によりファンが増え、強みになっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。感動価値を付け加え、心の満足を持ってもらうことがリピートに繋がりファンになってくれます。
皆さんも価格・商品だけでなく、より良い感動価値を提供してみてください。
それでは(‘ω’)ノ