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サッカーで解説!久保建英選手から学ぶ部下の育成方法

今回は部下の育成方法についてサッカーを絡めて学んでいきます。今回はスペインに渡った久保建英選手からヒントを得ていきます。

 

Jリーグ時代でも久保選手は、10個・15個も年が違う先輩と一緒にサッカーをしています。その年上の人たちの接し方にもヒントが隠されています。それでは、紐解いていきましょう。

 

 

部下は上司の道具ではない

 

今回は分かりやすく、極端な例でご紹介していこうと思います。

 

まず、部下は上司の道具ではないという事です。もし部下の事を「機械と思っている」「言う事を全て聞いてくれる」などと少しでも思っているなら、部下から受け入れられることはないと思います。もちろん、そんな人はいないと思いますが、部下とうまくコミュニケーションが取れる上司が結果的にチームとして成功を収めると思います。

 

それでは、久保選手を例にとって部下への接し方を考えてみましょう。

 

久保選手から紐解く接し方

 

バルサの下部組織に所属して、現在はレアルマドリードからマジョルカにレンタルで所属する久保選手。J1公式戦出場・ゴール経験のある選手ですが、30代の選手やイケイケの20代の選手はどのように接していたのでしょうか。私自身、選手ではないので予測の部分がありますが、プレーを見る中で感じた部分を例に挙げます。

 

まず、一番に挙げるのは周りの選手が認めていることです。これはかなり大事ですがビジネスに置き換えると意外と難しいです。

 

ここでの認めるとは、「信頼」「信用」など、チームとして居場所を提示し必要不可欠であるという事を伝える事です。「部下」という漢字に「下」が入っていますが、チームメンバーなので同じ目線で接することが大事です。もちろん、久保選手は実績があるのでわかりやすいですが、部下も何かしら信頼できる部分は持っているはずです。技術なのか、気持ちなのか、、、しっかりと見極めることが大切です。

 

認める事

 

FC東京時代、FKを獲得した際、FKを蹴れる選手は沢山いる中で久保選手を認め蹴らす「チャンス」を与えました。ゴールにはならなかったので結果的には「失敗」に当たると思いますが、誰一人文句な態度をとる事なくチャンスを与えたことに後悔はしていないと思います。

 

また、久保選手がボールを持った時に、「信頼」してFWはスペースに走りこんだり、シュートコースを開ける動きをしたりしています。

 

このように部下の長所を認め、チャンスを与える。チャンスには「責任」があると思いますが、この「責任」は刺激になり、通用するという「自信」と、通用しなかったという「反省」を気付くきっかけになると思います。

 

 

上司の役割

 

「上司」というのは「偉い」ではなく、そのチームの適材適所を把握して指揮できる人という感覚です。部下(年下)だろうが上司(年上)だろうがパートナーという感覚を持ち、目的を最善の方法で達成していくという感覚を持つ必要があります。

 

久保選手は特別だ!という声もありそうですが、同じ人間です。

 

ましてや入社試験をして、会社がこの会社に必要と判断して入社しているので出来る出来ないに関係なく、まずは目線を同じにしてみる事から始めてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まずは部下を認め、チャンスを与える事。そして適材適所を把握させることが上司の役割です。

 

「部下の短所の改善」については後日アップしていきたいと思います。まずは「認める」「信じる」ことを第一に同じ目的を持って仕事をしてみましょう。

 

少しは部下の気持ちが変わってくるかもしれません。

 

それでは(‘ω’)ノ

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