ビジサカ~ビジネスの悩みをサッカーで例え、解決・提案していく~

サッカーで解説!ビジネスにおける戦略と目標の違いとは

今回は経営戦略と経営目標の違いを解説していきます。

 

実はこの2つ、意外と一緒にしやすいです。しかししっかりと分ける事によって、「会社・部署」の成長率が変わってきます。組織の成長率を上げる為に是非見ていってください。

 

 

戦略と目標

 

まず初めに、会議等で今後の戦略を話す機会があるとします。よく耳にするのが、

 

今月の予算は〇〇億で前年比○○%です。進捗率は○○%で足りていませんのでしっかりと営業活動をしていきましょう。

 

一見、しっかりと分析して報告しているように思います。しかしよく見ると、結果の数字を並べているにすぎません。また、戦術というのは数字を達成するための作戦ですので、上記の「しっかりと」の部分に凝縮されており、これはあまりにも抽象的過ぎます。ですので、この発言は今後の戦略ではなく目標のおさらいと進捗状況になります。

 

正直、このような事でしたら新人でも発表できますよね。

 

サッカーで解説する戦略

 

先ほどの発言をサッカーで解説していきます。上記の発言を1つの試合で例えるとすると、

 

今日の試合は2-0で勝とう!前半は0-0なのでまだ2点足りないぞ!しっかり勝てるように頑張ろう!

 

サッカーで例えるとわかりやすいと思います。しっかり勝つって・・・。どうやって勝つ(点を取る)んだ?となると思います。このように、目標や現在の数字を並べるのは、誰でも見ればわかります。その数字にたどり着くためにどのような方法で向かっていくかが「戦略」なのです。

 

戦略の伝え方

 

明確な戦略を提示する事によって全員が同じ方向を向き、目標達成に向かっていきます。

 

サッカーで1番簡単な「見える戦略」がフォーメーションです。フォーメーションを見れば誰がどの辺にいて、何をしていくかが分かると思います。ミーティングでは、そのフォーメーションをもとに個々の役割をかみ砕いて説明していきます。サイドアタック・ショートカウンター・センターアタック等の作戦も戦略の一つとなります。

 

ビジネスでも同じです。まず、会社組織がどこに向かっているかを把握します。「会社理念」を見るとわかりやすいと思います。「理念」は何を考える時も背骨になりますので必ず把握しましょう。その理念をもとに目標値に対して、どのようなフォーメーションでどこから攻めていくかを考えていきましょう。

 

逆に、上の人が会議等の発表で数字を並べているだけでしたら「戦略」を質問してみるのも必要だと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。戦略と目標の違いをお分かりいただけましたか。基本的に、目標は報告業務であって戦略ではありません。

 

目標…一定期間のあるべき姿(報告業務)

戦略…目標達成の為の作戦(考える・動く)

何をどのようにして、目標数字に近づいていくかを意識してみましょう。何が足りて何が足りないかが分かってくると思います。そうすれば自ずとどう動いていかなきゃいけないかが分かり、行動できると思います。

 

是非参考にしてみてください。

 

 

それでは(‘ω’)ノ

 

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