今回は商談や交渉時におけるポイントをサッカーを絡めて解説していきます。商談や交渉は緊張する場面ですが、避けては通れないこともあります。どのように上手く乗り越えて行くのでしょうか。探ってみましょう。
交渉時に必要な事
交渉時に大切な事は何かを考えた時に、よく出てくるのは「コミュニケーション」ではないでしょうか。コミュニケーションを取り、相手の懐に入る事で多少の無理も聞いてもらい、交渉が上手くまとまる事はあると思います。それでは、その他にどのような交渉術があるのか解説していきます。
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3つのポイント
それではコミュニケーションをベースとした3つのポイントを説明していきます。
・事前準備を行う
・お金の力に頼り切らない
相手が何をするか予測する
ドリブルで相手と対峙した際、相手DFどうやって足を出してくるのか、今の距離感から何をしてくるのかなどと考えると思います。交渉も同様に相手は何を求めているのか、その話から何をしたいのかを瞬時に予測する必要があります。すぐに出来る訳ではないですが、普段人と会話をする時に「次は何を言ってくるのか」を常に考えていけば予測する力は養えます。会話の流れから要求を瞬時に考え、提案できる人は強いのです。1つ違うのは、サッカーは相手が何をするか予測出来たら逆を突く、ビジネス交渉は反対に相手の要求は答える、提案する事です。まずは何を求めている(したい)かを予測出来る様にしていきましょう。
事前準備を怠らない
上記の予測のヒントになり得る事で、サッカー選手は試合前に相手の戦い方や癖を研究します。マッチアップした際に研究した裏付けのある予測はより効果的だからです。ビジネスも同じで、例えば前任の担当者に相手の性格を聞いたり、会社のスタイルを調べたりと色々とヒントを探し、研究する事が大切です。また、会話が苦手なら練習する事も大事です。上司に商談の練習をしてもらい、客観的な意見ももらうと尚いいでしょう。
お金の力に頼らない
私は交渉において金額の力だけで行うのは賢い選択ではないと思っています。ビジネス交渉で金額というのはもちろん重要です。しかし、長期的に見た際に金額だけでは長く続かない事の方が多いからです。なぜなら金額を下げて受注出来るのであれば、全ての案件を最王手の企業が馬力で交渉成立させてしまいます。また、仕入れ価格の高騰で値上げせざるを得ない時に、真っ先に切られてしまいます。金額で取れた仕事はサッカーで言えば、ドリブルしたらたまたま抜けた程度のレベルなのです。
コミュニケーションはベース
このように、コミュニケーションをベースに上記3点を加えることによって格段に交渉能力が上がります。サッカーでもビジネスでも相手を知る事を大切にしてコミュニケーションを取っていきましょう。上記のポイントからわかるように、交渉術というのは普段意識していけば格段に成長できるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サッカーでも、マッチアップの時には瞬時に色々な事を考えます。同様にビジネスの交渉もなるべく早く回答をする事によって相手に好印象を与えることが出来ます。
皆さんも是非実践してみてください。
それでは(^^)/