ビジサカ~ビジネスの悩みをサッカーで例え、解決・提案していく~

サッカーで解説!ビジネスにおけるコミュニケーション能力向上 入門編

コミュニケーションを上手に取ることは、いざ考えてみると難しくサッカーでもビジネスでも対人間の伝達はなかなか上手くいかない事の方が多いと思います。

 

サッカーの場合、年齢に関係なく言いたい事を言わないと試合に出られなくなってしまいます。しっかりと自分を出さないとチームに埋もれてしまいます。でも、それはビジネスも本質は同じだと思います。チームとして動いているからです。もちろん「伝え方・話し方」は少し違うかもしれませんが、本質は同じです。

 

ただ、言いたい事はなかなか言えませんし、伝えるのが難しいです。

 

と、言うことで今回はコミュニケーションの入りをサッカーを交えてビジサカ流の解説していこうと思います。是非、実践してみてください。

 

 

言いたい事と言わなければいけない事

 

まず、言いたいこと言わなければいけない事を区別していきましょう。

 

ここでの「言いたいこと」改善や提案を伝えることです。これには、新しいことをしたり今のやり方を変える事が含まれ、難易度が非常に高いです。

次に「言わなければいけない事」は、報告です。指示されたことに対しての「報告や返答」を指します。「言いたいこと」と違い「報告の義務」があります。この「言わなければいけない事」の方が時に上司からも聞いてくれるので、難易度的には低いです。

 

まずはこの言わなければいけない事」から話す機会を増やし、コミュニケーションを取っていきましょう。しかし、「ちょっとした言葉」で誤解を招くときがあります。その「ちょっとした言葉」を考えてみましょう。

 

否定から入らない

 

当たり前ですが、上司も人間です。感情がありますので(感情的にならないのが上司の条件だとは思いますが)しっかりとした言葉遣いで話す義務があります。よく上司と話し合いで揉める場合は、自分の話し方も振り返ってみるとよいでしょう。

一番のポイントは否定から入らないという事です。よく癖で使っている人は多いのではないでしょうか。癖だからではなく、直す努力をしていきましょう。コミュニケーション能力向上の第一歩です。

よく使う言葉は「でも」「だって」などの最初にくる単語だと思います。文の頭から否定の言葉が入ると良くないですよね。まずは上司の話を受け止める。そこから話をするようにしてください。上司関係なく、誰だって最初から話を否定されるのは良いとは思いませんよね。

実はこれだけで大分印象が変わります。最初は難しいので「はい。なるほど。」など、時間をかけてゆっくりと相槌をすると良いです。

 

意識レベルを高める

 

次に、意識レベルを高める発言をすることです。

例えば、何か指示されたときに「とりあえずやってみます」より「まず、やってみます」の方が印象は良いですよね。人によっては「何?とりあえずって」となります。しっかりと相手を受け入れる事を言葉に出す必要があります。

 

否定から入らないという事も含め、この受け入れこそがコミュニケーションの肝になっていくと思います。

 

コミュニケーションはパス交換

 

このように、コミュニケーションの第一歩は、相手を受け入れる事から入りましょう。ここまで読んで「結局上司の言うことを聞けばいいんだろ」と、思わないでください。あくまでコミュニケーションはお互いのパス交換です。まず、来たボールはトラップするのは当たり前です。もちろん、明後日の方向のパスは別です。

私も、上司の言葉が全て正しいとも思っていません。否定から入らず、意識レベルを高めた発言をした上で自分の意見を言った方が、発言の受け入れ度が変わってくると思います。「お互いの受け入れ」こそが「トラップ」になりますので、どちらもトラップしやすいパスを出す義務があります。

 

言葉より意図を理解する

 

さて、サッカーでスルーパスを出した際にボールスピードが速すぎて通らないときがあります。しかし受け手の選手は、拍手や親指を立てて「褒める」ジェスチャーをする時があります。このように、結果的に受け入れられないものでも「意図」があるものに関しては、しっかりと「褒める」「意図を受け止める」ことが大切です。

これは上司部下関係ありません。お互いを尊重し、受け入れることが大事ですのでこちらも心かけてください。

このように、言葉よりもその中にある「意図」を理解できるようにしていきましょう。

 

 

お互いを肯定する事

 

今回は「コミュニケーションの入り」という事で、「否定から入らない」「受け入れる言葉」が第一歩目だとお話ししました。これも一方的だと意味がありません。お互いが尊重し合い、受け入れることで話ができる。これがコミュニケーションだと思います。まずは意識を変え、受け入れることを心かけてみてください。

今すぐできることは、自分の言葉を振り返り、否定的な単語を使ってないかを洗い出してください。次に否定単語に代わる肯定単語を入れ替えてください。そしてその言葉を使う努力から始めてみましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。コミュニケーションはすぐに培えるものではありません。日々の会話で成り立っていきます。まずは苦手な人からチャレンジするのでは無く、話しやすい人の会話から意識してみてください。

 

好き嫌いあるのは人間ですので当たり前です。ただ、チームメイトとして、信頼関係を持って仕事をする事が良いに越したことはありません。苦手な人にも、もう一度チャレンジするのもアリかもしれません。機会があったら試してみてください。すぐには結果が出なくても、少しづつ近づけるかもしれません。

 

それでは(‘ω’)ノ

 

続きは…

 

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