今回はサッカーの練習中の心得からビジネスマインドに通ずるものを考えていきましょう。題にもあるように「本質」というものが大事になっていきます。本質の無い行動をしても無駄になります。「サッカーでは何故練習をするのか?」というのを考えるとビジネスの本質にもたどり着くことが出来ます。
サッカーでは繰り返し同じ練習をしますよね。パスが上手くなりたい。シュートが上手くなりたい。。。
この向上心をビジネスマインドに取り込んでいきましょう。
なぜ?を考える
例えばパス交換をするとき、色んな感情が起こると思います。なぜ右に曲がったのだろう。なぜまっすぐ行ったのだろう。。。選手はこれを分析をして改善していくと思います。では、このような場合にどうやって改善しているのかを考えてみましょう。
答えは難しくありません。それはボールが自分の足に当たるので、どこにボールが当たったかすぐに解るからです。ボールが当たった場所で、なぜこのような軌道になったのかイメージが付きやすくなり、改善がすぐに出来るからです。すぐに改善できれば、楽しく向上心を持って成長できます。
という事は、この「なぜ」が分かると改善が楽しくなり、向上心を持って取り組めることが多くなると言ことになります。
ビジネスでも「なぜ?」を追求する
ビジネスにおいても同じです。向上心を持つために「なぜ」という心を持っていきましょう。では、ビジネスの際にどのように「なぜ」を活用していくのでしょうか。考えてみましょう。
「なぜ?」と思う本質を理解するとわかってくると思います。
「なぜ」の本質
本質がズレている「なぜ」では解決しません。先ほどの例を取って本質を探していきましょう。
右足で蹴ったインサイドパスが右にズレた…なぜだろう。
→足の面が若干右を向いていた…なぜだろう。
→ボールと足が当たる瞬間が早かった…なぜだろう。
→ボールと体の距離が近かった…なぜだろう。
→トラップの位置が悪かった…なぜだろう。
‥‥
と、こんな感じで「なぜ」を何回も繰り返します(よく言われるのは5回のなぜ)。そして、その中を分析していくと本質に繋がっていきます。
例で言うと、「面が右を向いていた」だけで終わるとそれだけを意識し、改善が出来ずに終わってしまいます。しかし、もっと「なぜ」を繰り返し「トラップの位置が悪かったのか」と気づく事で、トラップする前の準備を考え、距離感をもってボールをキックできるようになっていきます。その本質を理解するかしないかで、成長のスピードは変わってきます。
これはビジネスでも同じです。なぜミスをしたのだろう。なぜこうなってしまったのだろう。。と「なぜ」を「なぜ」で返してみてください。本質が分かり改善するかもしれません。
文面化で「なぜ?」を考える
ビジネスにおいては、文面化を行い振り返ってみるのもいいと思います。
何か迷った時に「なぜ」を5回ほど考え、本質を探していく事が大切になります。上記で話した例のように文面化し、解決策を導いてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日は「なぜ」が鬱陶しかったかもしれませんね。でも、それだけ「なぜ」が大事だという事です。皆さんも是非、なぜを追及してみてください。
それでは(‘ω’)ノ