今回はメールの送り方について考えていきましょう。
ビジネスにおいてメールは必要不可欠になっています。人に指示する時や確認をする時、お願いをする時など、様々な時に使用しますが少し使い方を間違えるだけでトラブルのもとになったり、アクシデントを生む場合があります。
今回はメール文のスキルではなく、送り方などの「心得」をお話しできればと思います。
本質を理解する
ビジネスにおいてメールの重要性というのはお分かりになると思いますが、あくまで「ツール」です。いろいろな目的を繋ぐための手段でしかありません。サッカーで言うなれば「シュート」ではなく、どちらかというと「ゴール」を目指すための「パス」に近いという事になります。
では、サッカーにおける「パス」の本質を考えていきましょう。まず、パスは何のために存在するかを考えてください。
パスの本質
パスをする本質というのはゴールをする為、そして何より「チームが試合に勝つため」です。近年は日本のサッカー界でも「パスサッカー」というワードが強く定着していると思います。もちろん、ゴールを狙う前工程でパスの重要性は非常に高いものですが、パスが素晴らしくてもそれだけでは1点になりません。サッカーに芸術加点などありませんからね。
という事で、メールも同じ感覚を持って頂いてはいかがでしょうか。メールの本質は綺麗なメールを送ることではありません。本質は売上を作るためや予算達成を目指すことです。
とは言え、「パス」も「メール」も重要なツールという事は忘れないでください。要は勝利(予算達成)に向けての工程を円滑に回し、チームの流れを作るツールだという事です。当たり前ですが、パスもメールも受け手が必ず存在します。受け手の事を考えていきましょう。
パスの本質・メールの本質
パスの最も重要なポイントは何でしょうか。それは「受け手の要求するところに出す事」です。これはイメージがつくと思います。いくら良いパスでも、要求するところに来なければトラップできませんからね。メールも同じく、「受け手の事を思ったメールを送ること」が大事になります。
受け手を考えるメールを送る
では、受け手の事を考えれるメール方法の一例を紹介します。
・メールの件名と本文がリンクしているか。
・伝えたい事が理解できている内容になっているか。
・受け手を考えた言葉遣いをしているか
「メール」も「パス」も一人ではどうしようもありません。出し手がいて受け手がいる。出し手によって受け手の行動が変わってくる事を理解してください。実は受け手は、このような細かいポイントでも理解速度や作業スピード、信頼関係など様々な所でいい効果が期待できます。
まとめ
メールを送る本質は「送る」ことではなく、その先にあるものです。そこを意識してメールを送ってみてください。そうすれば自然と「何をどのように送ればいいか」が理解できると思います。
しっかりとしたメールを送れば、受け手にも伝わります。受け手に伝われば受け手の行動にも変化が出てくるはずです。変化が出ればいいサイクルが生まれます。このように相乗効果を持って仕事に取り組めるわけです。
まずはメールの本質を理解する所から始めてみましょう。
それでは(‘ω’)ノ