今回のテーマは「部下(後輩)の面倒を見る」です。
これ、意外と面倒ですよね。。。自分の仕事があり上の人からも要望が入ってきて、その中で面倒を見るっていうのは結構しんどいと思います。
しかし、頼まれてしまった以上引き受けざるを得ません。その中で、どのように教えれば効率よく、後輩にも自分にも、プラスになるかを考えていきましょう。
人に教えることで自分も学ぶ
誰でも聞いたことはあると思いますが、意外とこれが大事です。よく「初心を忘れずに」と言いますが、まさにこれです。「初心を忘れずに」という精神は持っていたとしても、後輩と改めて一緒に仕事をすることで「自分が通ってきた道」を再確認できると思います。また、意外と忘れかけていたことや、昔と今を比べる事での「時代の違い」気づくこともあると思います。これはまさしく人を教えつつ自分の成長につながると思います。
後輩の教育から学ぶことは意外とあります。「自分の為に教育する」という視点に変えてみてもいいと思います。
教育に自信がない
後輩に対して、教育する「自信がない」。何を教育していいか分からないということもあるかと思います。どうしたらよいでしょうか。
まず前提として、後輩の見ているところは「技術」よりも「学ぶ姿勢」を持っているかどうかです。サッカーでも同じです。「技術」より「学ぶ姿勢」を持つかどうかです。例えば、「キングカズ」こと、三浦知良選手よりも技術の優れた選手は沢山いますが、「あの年齢でのサッカーに対する貪欲さ」に尊敬をしていると思います。
立場を抜きにして、時代の変化など、常に新しい事について学んでいるかが大事なのです。お互いに人間ですから、後輩は「学びのある人間を目標にしたい」と思うのは当然ではないでしょうか。結果、それが後輩の成長意欲につながりコミュニケーションも取りやすくなってきます。
自分の成長に取り組む上司は良い手本となるということです。
「学ぶ」ことによる相乗効果
特別何かをしなくてもいいです。まずは見せるところから始めてみてください。自分が新人の時にしていた学ぶ姿勢を改めて考え、次のステップに行くために学ぶ心を忘れないでください。
「後輩の面倒を見るのは、時間がかかり自分の足を引っ張る」「そんなに暇ではない」と思いがちかもしれませんが、そうではなく、自分の成長・後輩の成長両方の成長につながり、組織として成長できる相乗効果が生まれます。後輩の面倒を見るのは暇な人が行う暇つぶしではありません。むしろ積極的に取り組むべきです。
まとめ
上記を実践していく結果、強い信頼関係で結ばれ、サッカー選手のインタビューでよく見かける「監督の為に」「○○選手の為に勝ちたい」というような後輩が生まれ、その信頼関係からスムーズに仕事ができるようになってくるのです。
まずは、新人より学ぶ姿勢をもって頑張ってみてはいかがでしょうか。
それでは(‘ω’)ノ