ビジサカ~ビジネスの悩みをサッカーで例え、解決・提案していく~

サッカーで解説!仕事における共通認識の必要性-認識と役割-

今回は「共通認識の必要性」の続きです。

 

前回の記事を読んでいない方は読んでみてください→「共通認識の必要性-理念を知る-

現場レベルの共通認識

 

さて、前回の記事で組織の「理念」という共通認識を持つ大事さをお話ししました。次は現場レベルの共通認識に話を進めていきましょう。前回の記事が「経営的」な記事なので今回は「管理職」的な見方で見てもらえればと思います。

 

 

現場レベルの理念というのは、サッカーで言うと戦い方です。「理念」がフロントの方針だとすると、現場レベルの理念とは、監督の「戦術」の事です。監督は、フロントの方針に耳を傾け、理解し戦術を決めることが大切です。※今回監督は会社で例えると部長くらいだと認識してください。

 

理念をかみ砕く

 

「理念」は大事ですが、非常にざっくりした事が多いです。そのざっくりしたことをかみ砕き、現場に落とし込み作戦を考えるのが監督の仕事です。いくら優秀な監督でも、フロントと確執があると長続きしません。これはよくヨーロッパサッカーで耳にしますよね。チームというのは選手だけでなくフロントも含めなので、その橋渡しをするポジションは非常に肝になります。

 

会社というのは「社会貢献」をする為にあると以前お話ししましたが、それだけではもちろん経営できません。どう社会貢献するかは経営陣に任せ、そこから「対価を頂く」ことを考えなければいけません。このように、理念を基に各々の役割を理解していきましょう。

 

各役職の役割

 

色々な意見があると思いますが、役割をまとめてみます。

 

経営陣(フロント)→理念・社会貢献を考える(チームの方針)

管理職(監督)→儲けを考える(戦術)

中間管理職(コーチ、主将及びベテラン選手)→実行及び育成

社員(選手)→理解・実行及び提案

 

 

このように役割付けをしました。おおざっぱですので、これだけではないと思いますが役割を理解しようとすることは非常に大切です。

 

役割と戦術

 

自分がどの立場で何を求められているかを理解し、行動していく事が大切です。その教科書となるのが「戦術」というわけです。チームの戦術を理解し、その戦術で何が出来るか、そして何を求められているか。を考えてください。

 

戦術の中身は別の機会にお話しするとして、とにかく組織で戦うという事は、戦術理解が必要です。ここは現場レベルで非常に大切だと思いますので、浸透するまで何回でもお話をする(会議等)ことをお勧めします。

 

まとめ

 

 

会議等、共通認識の浸透を図るのによく耳にするのが、「時間がない」という言葉を聞きます。しかし共通認識を持たないで組織として仕事をする方が「時間の無駄」だと思います。

 

まずは自分のチームの戦術を理解し、ポジションを把握してから仕事を実行してみてください。チーム全員が同じ方向を向けるようになってくるはずです。そこから個性を出して勝ち上がっていきましょう。みなさんで同じ方向を向いていきましょう。

 

 

それでは(‘ω’)ノ

 

 

 

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