今回は、求人広告などでもよく見る「OJT」と「OFF-JT」について解説していきます。これらの事は、新人研修などでよく使われる用語です。よく理解して指導する(される)のと、理解されないまま進むのでは成長に「差」が出ると思います。
それでは、サッカーで解説していきたいと思います。
OJTとOFF-JT
さて、この二つの単語は「略語」になっています。まずは、正式な名前から覚えていきましょう。
「OJT」…On the job training
「OFF-JT」…Off the job training
コチラから分かる通り、どちらも「トレーニング」です。教育するための2つのパターンという事ですね。
それでは、どちらがどのようなモノなのかを、サッカーで解説していきます。
サッカー選手のトレーニング
まず「ON」と「OFF」という事で、2種類があると思いますが、ピッチ内を「ON」でピッチ外を「OFF」という事を前提とします。
ピッチ内でのトレーニングは、先輩選手に付いていき「見て学ぶ」ことが必要になっていきます。しっかりと動き、体で覚えることが大事です。経験値による教育、これが「OJT」です。
逆に、サッカー選手はピッチ外でも「ミーティング」や、外部講師を呼んだ「研修」なども行っております。こういった、普段のトレーニングである「体系的」な理解が難しい場合に、頭の中で「論理的」に理解することを目的とした研修の事を「OFF-JT」と言います。
サッカー選手も、この「体系的」と「論理的」なトレーニングを交えながら成長していくのです。
ビジネスにおけるOJTとOFF-JT
さて、話をビジネスに戻します。
教育方法としては、サッカーもビジネスも同じですが、ビジネスにおいて「人材不足」がとても懸念されています。その中で今いる社員を、どう効果的に成長させて、次世代に繋げていくかが「キーワード」になっています。
たまに聞く「見て学ぶ」ことも大事だとは思います。ただ、効果的に成長していくには頭を使った論理的な思考も同じペースで学ぶ必要があるのです。
この「OJT」と「OFF-JT」を、しっかりと混ぜ合わせた教育プログラムを作ることこそが、現代社会を勝ち抜くことの一歩目となると思います。
まとめ
教育者目線のお話になってしまいましたが、教育される方も、「待ち」の姿勢ではなく、今行っていることがどのように役に立つのか。また、効果的に成長するためにはどうしたらいいかを「主体的に聞く」ことが大切になってきます。
どちらの立場も受動的ではなく主体的に教育を学び、成長していきましょう。その先に「チームとしての成果」が出てくると思います。是非、主体的に頑張ってみてください。
それでは(‘ω’)ノ