ビジサカ~ビジネスの悩みをサッカーで例え、解決・提案していく~

【ビジネス用語をサッカーで学ぶ】MECE

こんにちは!SSKKです♪

 

今回はビジネス用語をサッカーで学ぶシリーズ『MECE(ミッシー)』についてご説明していきます。以前のビジネス用語についてはコチラ→『ビジネス用語

 

なかなか聞きなれない言葉だとは思いますが、MECEを理解するとビジネスをする上で非常に効率的に仕事が出来てくると思いますので是非参考にしてください♪

 

MECE(ミッシー)とは

 

まず、MECEとはよくある英語の頭文字になります。4つの英語を理解していきましょう。

 

・Mutually

・Exclusive

・Collectively

・Exhaustive

 

コチラを訳すと「お互いに/重複せず/全体に/漏れがない」という意味になります。簡単に言うと「モレ・ダブり」がない事という事です。

 

ビジネスの戦略を考える上でモレ・ダブりなく戦略を立てる事は、非常に重要になってきます。このようにモレ・ダブりを生み出さないようにする思考の事をMECEと呼びます。

 

サッカーで例えるMECE

 

それでは、サッカーで例えましょう。試合中にボールを持っている選手が、パスを出そうとします。その時に前線の受け手は何を考えてパスを貰いに行くのでしょうか。

 

・スペースを空けるための動きをして、空いたら走りこむ。

・キープする為に足元でボールを受けに行く。

 

例えば、この2つを思いつくとします。しかし受け手が複数いる時に、お互いにポジションが被らないように考えて動くと思います。他の人はどこのポジションに動くのか、自分は他の人とスペースが被っていないかなどです。逆に、余っているスペースはないかなども考えると思います。

 

このように味方選手とのダブり、余っているスペース(モレ)があるとチャンスの喪失になってしまいますよね。チャンスを逃さない為に、自分のポジションと見方のポジションをしっかりと区分けし、どこで受けるかを瞬時に考える事が必要になってきます。

 

戦略で使うMECE

 

MECEを戦略で使うときはサッカーの例えと同じく「全体的に見て、効果的に区分けする事」です。さらに「切り口」をしっかりと選定する事が必要になります。

 

例えばモノを売る時に考えるターゲットとして、20代・30代などの「年齢」という切り口があります。その次に男性・女性などの性別を分けます。このようにダブりなく区分けしていく事がより良いターゲティングに繋がっていきます。しかし、これに「学生」を入れてしまうと「年齢」の切り口と被ってしまいます。ダブりがあると話がこんがらがってきたり、時間が余計に掛かってしまいやすいです。なので「ダブりを無くす」ことで効率的に効果的にターゲットを選定できます。

 

次に男性・女性と分けると、どちらかが「モレ」にならないか!と思う事もあるかもしれません。しかし、あえて外す(モラす)分には意図のあるターゲティングになりますので、「モレ」にはなりません。意図的か意図的じゃないかでも変わってくるのです。

 

ビジネスにおいて、モレ・ダブりをなくすことは、限られた環境でいかに効率的に戦っていくかという点で非常に役に立つ考え方なのです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。このようにモレ・ダブりを無くすことによって、効率的な戦略が立てられるようになります。

 

モレ…誰もいないパスコースがあり、チャンスを減らしてしまう。

ダブり…2人で同じ動きをしてしまうので無駄ができる。

 

今までお話しした戦略もMECE的な思考を持って臨んでいくとより効率的に進んで行くと思います。

 

是非、参考にしてみてください。

 

 

それでは(‘ω’)ノ

 

 

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