今回のテーマは「ミスした時」の対処法についてです。
皆さんも、自分を含め、周りの人が仕事で大きなミスを犯してしまった…。そんな経験が少なからずあるのではないでしょうか。手配漏れ、納期に間に合わなくなってしまう。。などミスは誰にでも経験があると思います。そんなときの対処法はどうしていますか。
サッカーを交え、解決策を考えてみましょう。キーワードは「誠実」です。
試合中のミスから紐解く
サッカーで例えるなら、パスミスをしてしまい、カウンターを食らってしまいました。その中でミスをした選手は何をするでしょうか。3つのパターンに分けます。
①パスミスをして天を仰ぐ
②すぐに戻り取り返そうとする
③パスを出そうとした選手に動き出しを注意する
どれが良いかは分かると思います。また、観客の立場でもどちらを応援したいか、一目瞭然だと思います。この場合、チームメイトにはミスが分かってしまっています。次のアクションとしてふさわしいのは「取り返す」ことだと思います。それでは各パターンの解説をします。
各パターンの解説
①パスミスをして天を仰ぐ
ミスは誰でもあり、嘆いていても始まりません。また、周りが見ていても何もしないのは良い行動だとは思えません。起こってしまった事実は変えられないので、次で取り返すしかないのです。
②すぐに戻り取り返そうとする
これがサッカー的にはベストな行動だと思います。ビジネスに置き換えると「ミス→取り返し」この間に1つ入れて欲しいです。それは「報告」です。サッカーでは、パスミスは見れば、誰もがわかりますが、ビジネスでは上司が見ていない時のミスもあるはずです。正直に話し、指示を仰ぎながら取り返すことが大切だと思います。
ミスばっかりでは意味ありませんが、たまにのミスで、しっかり報告をしてカバーできれば「自分にとって隠したい事も、隠蔽しないでしっかり報告してくれる」と、上司との信頼関係にも繋がってくると思います。サッカーと同じ、次への「切り替え」をすること。片付いたら反省し、次回の対策を立てることが望ましいと思います。
③パスを出そうとした選手に動き出しを注意する
これはよくあるかもしれません。良くない責任転換です。たとえ他人に非があったとしても、そのことに「関わっていた自分」というのを理解し、改善策はなかったのか。を考えるべきです。関わっていた以上、そのことに誠実に向き合っていく。その上でパスの受け手と次回の対策を考えることが大事です。こちらはコミュニケーションという意味でも大事なことだと思います。
ミス後の対応
ミス後の保身をとるか、相手又はチームの損害を考えるか。多分、誰もが分かっているはずです。わかっているからこそ、誠実に対応していくことが必要です。サッカー観戦中に「ミスを取り返せよ~」などと思いませんか?自分にも当てはめてみてください。
おそらく、ミスを隠して「何とかなっている」と思っていることもあります。しかし、言わないだけで、誰かしらがフォローしていることが多いと思います。後々の信頼関係も含め、今を謝罪し、自身でフォローすることを心がけてみてください。もしかしたら今より信頼関係が構築されるかもしれません。
まとめ
良い信頼関係を築くためにも、どんな時でも「ミスを潔く認め、取り返す行動を起こす」ことが大切です。皆さんも是非、実践してみてください。
それでは(‘ω’)ノ