ビジサカ~ビジネスの悩みをサッカーで例え、解決・提案していく~

【ビジネス用語をサッカーで学ぶ】SWOT分析とは

今回から新コーナー!ビジネス単語をサッカーを交えて解説していこうと思います♪第1回は「SWOT分析とは」です。聞いたこともある人もいると思いますが、おさらいの為に是非見ていってください(#^^#)

 

サッカーでもビジネスでも、しっかりと「戦略」を考えて行動していくと思います。今回ご説明する「SWOT分析」と「戦略」は非常に繋がりがあります。簡単に説明すると「SWOT分析」とは、戦略を練る為の分析方法です。

 

それではどのように分析するのか、まずは「基本の戦略」から理解していきましょう。

 

 

基本の戦略

 

サッカーでもよく聞く「戦略」ですが、簡単に言うと「戦略」とは、何をすれば儲かるのか・どのような道に進んで行くかそんな感じで考えてください。そして、サッカーでいう親しい戦略は「フォーメーション」だと思います。試合をする際に、どのような陣形で攻める(守る)かは毎試合、想像するだけで楽しいと思います。

 

では、その「フォーメンション」はどのように作るのでしょうか。実際に考えてみましょう。そしてこの考え方こそが「SWOT分析」と大きくかかわってきます。

 

サッカーのフォーメーションから学ぶ

 

監督により、考え方は若干違うと思いますが「在籍選手」「スタイル」「対戦相手」などのキーワードがフォーメーションを考える上で必要になってくると思います。もちろん他にもたくさんありますが、分かりやすく3つのキーワードで解説していきます。

 

最初の「在籍選手」ですが、これは決まっているのでなかなか変更できません。今いる選手を最大限活かし新人を育てていきます。「スタイル」に関しては、監督の得意な攻め方・守り方があります。
その中で対戦相手を分析し、攻める(守る)方法を考えていきます。監督のスタイル(色)によって様々なパターンがあると思います。

 

では、監督はこれらの事をどのように分析しているでしょうか。次の方法をご覧ください。

 

4つのポイントを理解する

 

監督は、これらのキーワードを「4つのポイント」に分けてフォーメーション作成の手助けにしています。

・内的要因
①チームの強み
②チームの弱み
・外的要因
③機会(チャンス)
④脅威(ピンチ)

 

これらの4つです。

 

内的要因

 

まずは自チームの得意不得意を知る。これを内的要因と言います。キーワードでいうと、「在籍選手」や「監督のスタイル」が入ってくると思います。

 

例えば、「代表クラスの選手」これは「①チームの強み」に当たります。また、監督がパスサッカー主体の考えで、その中で「パスサッカーに対応できる選手が多い。」こちらも①の強みです。逆に、サイド攻撃主体の考え方なのに「サイドバックの層が薄い」場合、これは②の弱みになります。このように、選手や監督の状況を得意不得意で振り分けます。

 

外的要因

 

次に「外的要因」です。キーワードでいう「対戦相手」などがあげられます。対戦相手の得意不得意を分析し③機会(チャンス狙えるところを突く)④脅威(敵の得意なスタイルで、自チームに不利になりそうなこと)などを上げていきます。また、「ルール」も外的要因に入ってきます。次節出場停止や、海外のビッグクラブでよくあるFFP(財政健全化のルール)なども上げられます。

 

 

お分かりいただけましたでしょうか。監督は、これらの「得意不得意、内的・外的要因」を全て加味した上でフォーメーションを選定します。

 

SWOT分析

 

話を戻しましょう。実は今ご説明した戦略の基本である「フォーメーション」の作成の仕方こそが「SWOT分析」なのです。このアルファベット4文字ですが、4つの単語で構成しています。

・内的要因
①Strengths(強み)
②Weaknesses(弱み)
・外的要因
③Opportunities(機会)
④Threats(脅威)

 

 

この英語の頭文字をとって「SWOT分析」と言います。これを理解すれば戦略を立てる上で、筋の通った分析が出来るようになっていきます。

 

まとめ

 

ビジネスでも自社の得意不得意を知り、競合企業の事を知る。法律も外的要因の一つです。そのうえで戦略を立てていく。要は戦略を立てる上での情報の取り方。その1つが「SWOT分析」なわけです。

 

スケール大きく言いましたが、例えば自分の課やプロジェクトチーム単位でも使えますし、自分を分析する上でも使えます。すべての基本となりますね!

 

簡単に分析できますので、まずは自分のSWOT分析や好きなサッカーチームの分析から始めてみてはいかがですか?好きな所から分析力を植え付けてビジネスに活かすのも1つの方法です。是非、行ってみてください。

 

それでは(‘ω’)ノ

 

最新情報をチェックしよう!