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鹿島アントラーズから学ぶ、一貫性を持つ組織作りのポイント

今回は会社組織として必要なマインド「一貫性」についてお話していきたいと思います。

 

一貫性とは「最初から最後まで同じ考え方を貫く事」です。もちろん、方向転換は必要ですが組織のマインド(背骨の部分)はブレてはいけません。ブレてはいけない所、臨機応変にする所の境目もしっかりと把握していきましょう。

 

鹿島アントラーズから紐解く「一貫性」

 

荒波の業界を生き抜く為には

サッカーでも優勝候補チームが一転、残留争いに…などという事は良くあります。今回は特に上位下位の差が少ないJリーグで例えていきます。Jリーグはチーム格差が少なく、優勝や降格を予想するのが難しいです。いわば「荒波の業界」です。

 

その中で「一貫した体制」で常に上位に食い込んでいるチームが「鹿島アントラーズ」です。

 

J初期から「神様ジーコ」を筆頭にブラジル人選手や監督を次々に招聘し、一貫した体制でチーム運営をしています。鹿島サポーターは「ジーコスピリット」「勝者のメンタリティ」などというフレーズをよく使うと思いますが、フロントからサポーターまでこの「共通言語」によって方向を共有し、進んでいます。とにかく「勝利」を求め、こだわりぬく姿勢はベテランから新人にしっかりと引き継がれていると思います。

 

鹿島アントラーズは毎年優勝争いに食い込み、上位にいます。今年はちょっと勝てないのかな。。。と思っていても、最終的に優勝争いをしているイメージがあると思います。群雄割拠のJリーグとはいえ、ここまで毎年上位に食い込むチームはいないと思います。

 

共通言語による一貫性を持つ

では、会社の話に戻ります。この「共通言語による一貫性」を持ち続けている組織はどれだけあるでしょうか。

 

極端な話、役員・社員間の「共通言語」ではなく、取引先もが「おたくの会社は○○だ」となるくらいの一貫性が必要だと思います。まずは指示を出す側と実行する側の「共通言語」をはっきりとし、各セクションがベテランから新人まで同じことを言えるようにしなくてはなりません。

 

言葉を変えると「○○らしさ」です。「自分の会社らしさ」とは何でしょうか。思い当たったことが社員全員と同じでしょうか。

 

企業理念から学ぶ一貫性

 

それではどうすれば共通言語を持ち、一貫性を貫けるのか考えていきましょう。

 

実は簡単な所に共通言語があります。それが「企業理念」です。企業理念は会社の目的・目標とすることを指していますので「こんな会社になりたい」というのがすぐにわかります。

 

企業理念って少し堅苦しく思えると思います。なのでかみ砕き、現場レベルでも浸透する言葉に変えてみる事が必要です。それが「共通言語」となっていくのです。まずは企業理念を確認しどうあるべきかを確認します。その後は浸透させていくだけなのです。

 

会社の理念を理解し、現場レベルの共通言語も増やしていく。チームで行う仕事ですので、意思統一が一番重要になります。いくら上手い選手が揃っても、一体感がないと勝てません。

 

意思統一を意識し、だれもが同じ想いを持つことを意識してチーム作りをしていきましょう。

 

まとめ

 

 

このように、実は「一貫性」の答えはすでに出ているのです。ですので、実行するかしないのかの話になってきます。今一度確認をして社員に徹底をし、取引先にも認められる「一貫性の共通言語」をアピールしていきましょう。鹿島アントラーズ同様に、長く続く会社の秘訣となっていきます。

 

みなさんも是非、試してみてください。

 

それでは(‘ω’)ノ

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